- こうい
- I
こうい【厚意】思いやりの気持ち。 厚情。 他人の行為に関していう。II
「~に感謝する」
こうい【垢衣】あかのついた着物。 きたない着物。IIIこうい【好意】(1)このましいと思う気持ち。 また, 慕わしい気持ち。 好感。 好感情。⇔ 敵意「ひそかに~を抱く」「~を寄せる」(2)親切な気持ち。IV「人の~に甘える」「~を無にする」
こうい【攻囲】包囲して攻撃すること。 せめかこむこと。V「敵の城を~する」「~軍」
こうい【更位】「重祚(チヨウソ)」に同じ。VIこうい【更衣】(1)衣服を着がえること。 衣がえ。 着がえ。「~室」
(2)平安時代, 後宮の女官の一。 女御(ニヨウゴ)に次ぎ, 普通五位, まれに四位。 もと天皇の衣がえをつかさどったが, のち天皇の御寝に奉仕した。VIIこうい【校医】「学校医(ガツコウイ)」の略。VIIIこうい【校尉】(1)律令制で, 軍団の将校。 兵士二〇〇人の長。(2)中国, 漢代の官名。 宮城防衛, 西域鎮撫の任にあたった。IXこうい【校異】主に古典などについて, 同一作品の写しが二種以上ある場合に, それらの文章の文字や語句の異同を比較して示すこと。Xこうい【皇位】天皇の地位。 帝位。XIこうい【皇威】天皇の威光。 みいつ。XIIこうい【紅夷】〔紅い毛の夷人の意〕江戸時代, 欧米人を卑しんで言った語。XIIIこうい【綱位】僧綱(ソウゴウ)の位。 僧正・僧都・律師のこと。XIVこうい【綱維】(1)大づな。 転じて, 物事のおおすじ。(2)国家のおきて。(3)「三綱(サンゴウ)」のこと。 また, そのうちの「維那(イナ)」のこと。XVこうい【行為】(1)個人がある目的を持って意識的にするおこない。 行動。 ふるまい。 しわざ。 所為。(2)〔哲〕 自由な意志に基づいて選択され, 実行された身体的動作で道徳的評価の対象となるもの。(3)法律上の効果を発生させる原因となる, 人の自発的な意思活動。「不法~」
〔明治期の造語〕XVIこうい【高位】高い地位。 また, 高い地位の人。⇔ 低位「~高官」XVIIこうい【黄緯】天球上のある点と黄道との角距離。 黄道より北へプラス, 南へマイナスに測る。 黄経とあわせて天球の黄道座標を形成する。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.